10年連続出場の宮里藍 16歳コーに「あやかりたい」

大会前日のプロアマ戦は、12時20分スタートの予定が30分遅れ、ホールアウトしたのは18時を回った。「この風はきついですね」。コースを知る宮里でも苦戦する強風がコース内を吹き抜け、ときおり砂嵐のように砂煙も舞い上がった。

「この強風がずっと続くわけではないので。急に止まったり、ホールによって風向きも変わるので、どう読むかが大事ですね。午後に強まることが多いけど、朝だけ吹く日もあるし、こればかりは運に任せるしかないです(笑)」。

先週の「キア・クラシック」から掴みはじめたパッティングの好感触は今週も維持している。「ショットはボチボチですが、パッティングのフィーリングは良いですね。明日は朝早めのスタートなので、できればアンダーパーで回りたい」と意気込んだ。

大会初日、7時50分に10番からスタートする宮里は「グリーンの状態も良いし、風が強くなければ・・・。一緒にラウンドするリディア・コーは最近調子も 良いので、リズムよくラウンドできると思いますし、彼女から何かをあやかりたいですね」。今、最も勢いに乗るニュージーランド出身の16歳から刺激をもら い上位進出を目指す。

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